セマンズ法・スクイーズ法などの早漏症防止法
早漏症の防止や克服にはお金をかけず行える早漏トレーニングがあります。
現在では早漏症の防止にはあまり効果がないといわれていますが、パートナーの協力さえ得られればすぐに始められますので試してみるのもいいでしょう。
スクイーズ法、セマンズ法、スタート&ストップ法が知られています。
スクイーズ法
自分一人で行う場合とパートナーと行う場合、性交しながら行う場合の3つがあります。
- 一人で行う場合
まずはいつも通りマスターベーションを始め、射精しそうになったときに亀頭の先(カリ首の部分)をギュっと抑えつけ射精しないようにします。
この動作を1回のマスターベーションにつき、何回か繰り返すことで射精までの時間が次第に伸びていきます。慣れてくるとある程度コントロールが利くようになっていきます。
- パートナーと行う場合
やり方は一人で行う時と同じです。パートナーの女性に刺激してもらいましょう。手だけではなくオーラルセックスでも構いません。一人で行うよりもパートナーの女性に刺激された方がよりトレーニング効果があるといわれています。
- 性交を交えた場合
最初はいつもの通りにペニスを刺激し、射精寸前で止め射精感をなくします。最低10回は繰り返してください。10回の回数をこなしたら、次は挿入せずに女性上位もしくは座位になって女性がペニスを持ち、外陰部にこすりつけます。
同じく射精しそうになったら止めてください。これを数回繰り返したのちに、騎乗位で挿入します。射精しそうになったらやめ、射精感をなくしてからまた再開しこれを繰り返します。数回繰り返したのちに射精しましょう。
セマンズ法
セマンズ法は膣に挿入後、射精しそうになったら運動をやめて射精感をなくしその後再度運動を行う方法です。
女性器の挿入の前に最初は手の刺激で慣らしていきましょう。パートナーにペニスを手で刺激してもらって、射精直前に手を放してもらい射精しないようにします。これを4~5回ほど繰り返し我慢したのち、最後に射精します。
うまく我慢できるようになったら、今度はローションやオイルを付けてまた手で刺激してもらいましょう。
パートナーにペニスを手で刺激してもらい、射精直前になったら手を放してもらい射精しないようにします。
ローションをつけ手で刺激されても我慢ができるようになったら、次はオーラルセックス、素股でも試してみてください。
いずれのやり方でも我慢できるようになったら次はいよいよ女性器への挿入に移ります。女性が上位の騎乗位の態勢で挿入し、女性に動いてもらい、ペニスを刺激します。
射精感が出てきたら中断し射精感をなくし射精しないようにします。これを繰り返していくことで、徐々に射精までの時間が長くなり、早漏を改善していくことができるのです。騎乗位で問題なければ側位、正常位でも試してみましょう。
トレーニング治療はパートナーの同意が得られる場合は費用もかかりませんのでお薬に比べて試しやすい方法です。
スタート&ストップ法
スタート&ストップの名前の通り、マスターベーションを行い、その際に射精しそうになったら手の動きを止め、射精感がなくなったらマスターベーションを再開します。
これを繰り返すことで射精までの時間を引き延ばすもっとも有名で古典的な方法です。