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シルデナフィル「あすか」

あすか製薬株式会社とは

創業者山口八十八が帝国社臓器薬研究所を横浜市南吉田町に創立し、平成17年10月1日に「帝国臓器製薬株式会社」と「グレラン製薬株式会社」が合併してできた会社です。医薬品、医薬部外品、動物用医薬品、食品および医療機器等など様々な薬や機器を研究、販売している会社で、経営理念として「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の医療に貢献する」を掲げています。

EDとは

EDとは、英語の「Erectile Dysfunction」の略であり、勃起不全のことを意味し、タイプとして心因性EDと器質性EDの二つのタイプに分けることができます。心因性EDとは精神的な原因でなってしまうものであり、過度なストレスや過去における性交時のトラウマなどがきっかけでなってしまい、若い方でもこのタイプは多くいます。一方の器質性EDは身体におけるメカニズムの変化によって引き起こされるもので、物理的に勃起を阻害されるものを指し、年齢が高くなるにつれて発症する確率が高くなるものです。原因としては、加齢による男性ホルモンの低下、動脈硬化、更年期障害生や活習慣病の合併などが挙げられます。これらはED薬で効果が期待されるでしょう。ただ、事故や手術で性器周辺の血管や神経を傷つけてしまった場合、性器を刺激すると動いたり膨らむのであれば時間が掛かるかもしれませんがED薬で改善するかもしれません。しかし、ED薬で効果が現れないで完全に反応しない場合は血管や神経が完全に切れている可能性があります。その場合ED薬は効果ありませんのでご注意ください。ED薬には様々な種類があり、以下にまとめました。

・シルデナフィル

バイアグラの一般名であり、バイアグラの主成分です。30分~1時間で効き始め、3~6時間持続します。バイアグラは最も古いED薬であり、一番有名なED薬ですね。食事の影響を受け、アルコールに弱く、空腹時に服用が必要です。

・バルデナフィル

レビトラの一般名であり、レビトラの主成分です。バイアグラを改良したもので、即効性に優れています。15~30分で効き始め、5~8時間持続します。バイアグラと比べて食事の影響は受けにくいですが、やはりアルコールは摂らず、空腹時に服用を勧めます。

・タダラフィル

シアリスの一般名であり、シアリスの主成分です。他のED薬よりも副作用が少なく、食事に影響を受けにくいED薬です。効くまで1~2時間をかかりますが、30~36時間効果が持続します。3時間後がピークでその後緩やかに効き目が落ちていくため、マイルドな効き方をします。メーカーからは800kcalまでは食べても影響を受けないとのことです。

シルデナフィルの効果

ネットの意見では、シルデナフィルを飲むと勃起が治まらなくなるのではないか、心臓への負担が大きいのではないかなどたくさんの不安の声があります。ですがED薬という物は、血流をよくしてペニスに血液が集まりやすくする薬です。なのでずっと勃起するわけではなく、性的刺激によってでしか起たないので安心してください。心臓に重大な病気を持っている方は服用を止めたほうがいいですが、その前に医師からSEXを禁止されているはずです。用法用量を守らず、多く服用すれば心臓に負担が行くかも知れませんが、それ以外の方はそれほど気にする必要はないでしょう。元々シルデナフィルの一般名であるバイアグラは開発当初、ED薬として開発されていたわけではなく、狭心症の治療薬として開発されていました。ところが副作用として勃起することに気づき、その後ED薬として販売されたのです。シルデナフィルは血管を拡張させる効果があり、ペニス付近の詰まってしまった血管を拡張することによってEDを改善します。そのため、1回や2回ではでは詰まりがとれずに効果がないと感じてしまう方がいらっしゃいます。しかし当院では複数回の服用を勧めており、5~6回服用することによって詰まりをとっていきます。1回使って効果がないからと言って諦めずに根気よく使ってみる、それでもダメだったのなら医師と相談して体に合ったED薬を試してみましょう。

シルデナフィル錠 50mg VI「あすか」

あすか製薬株式会社は、シルデナフィルを50mgのものを製造・販売しています。シルデナフィルとは上記にある通りバイアグラの主成分であり、ED薬として認知度はとても高いです。勃起を阻害する「PDE5」という成分の働きを抑えてくれるものです。なので、シルデナフィルはED薬と言ってもずっと勃起させるわけではありませんのでご安心ください。

・服用方法

成人が25~50mgをシルデナフィルとして性交前1時間ほど前に服用できます。高齢者や重度の肝障害・腎障害がある方は25mgから使用してください。また性行為は心臓への負担が伴うので、ED薬を使用する前に心臓血管などの状態に注意してから服用するようにしましょう。一日一回のみ服用し、服用したら24時間服用しないでください。

・副作用

主な副作用として火照り、動悸、頭痛、消化不良等が確認されています。以上ですべての副作用を記述した訳ではありませんが、なにかおかしいと思ったり、感じた場合は医師に相談してください。ただ副作用はほとんどが一時的なものであり、後遺症はほとんど残りません。

服用できない方

・シルデナフィルに対しアレルギーもしくは既往歴がある方

・一酸化窒素や硝酸剤、供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与している方

・心血管系の障害を有する方

・重い肝障害、腎障害を有する方

・治療による管理がされていない高血圧(安静時縮小期血圧が170mmHg以上、または最小血圧が100mmHg)、低血圧(最大血圧90mmHg未満、または最小血圧が50mmHg)の方

・最近6カ月以内に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞を起こした方

・網膜色素変性症の方

・アミオダロン塩酸塩を投与中の方